「溺れて」
- Aya Kato
- 2月28日
- 読了時間: 1分
旅をした
ひとりで、あなたと、みんなと
たくさん旅をして
息をするのも忘れて
おいしいものを頬張って
息をするのも忘れて
美しい世界を眺めて
息をするのも忘れて
あなたにキスをして
溺れて 溺れて
呼吸ができない瞬間
感じる
途方もない幸せ
と同時に
やってくる
途方もない苦しみ
幸せを感じながら
同時に
とても苦しかった
2月は溺れてばかりね
苦しんで、苦しんで
もがきながら
やっと、その幸せを伝えようと
言葉にした瞬間に
初めて息をする
海の底から
やっと、水面に顔をだした時みたいに
呼吸が広がる、豊かさよ
呼吸と共に
幸せが広がってゆく
身体中を
もっと幸せが、じんわりと
そうそう
本当に味わいたかった幸せは
こっち側だったねって
きがつくの
人生は
その繰り返し
愛や美しさに
どっぷり、溺れて
呼吸を忘れて苦しんで
ふと、呼吸を想い出し
愛や美しさに
じんわりと、浸る
まだまだ
わたしは
その繰り返し
あぁ
3月も
わたしは、どれほど溺れてしまうのだろう
much love x
Comments